卓ゲ好きの猫又

【12季節の魔法使い】初心者を脱出するために大切なこと5つ

最近、BGAでアリーナルールが追加されましたね。これを機に、初心者向けにこのゲームの基本的なことをまとめようと思います。参考になれば幸いです。主に2人戦について書いてます。

 

1・何が強いカードなのかを知る

ぶっちゃけて言うと、このゲームはカードのパワーバランスの差がえげつないです。どうやったらこんなゲームができるの?ってくらいえげつないです。こういうゲーム性なので、ドラフトでちゃんと強いカードを取ることが重要です。そのためには、何が強いカードなのかを知る必要があります。

プレイしながら覚えるのでもいいですが、そのうちカード評価記事作るので参考にしてください。

他の方のブログで個人的に一番参考になったのは、この記事です。

個別カード感想 – 現在は十二季節の魔法使いの解説

 

2・ドラフトで相手が何を取ったのか覚える

2人戦なら、ドラフトで相手が何を取ったのか覚えておけば8枚は相手のカードを特定することができます。

相手のカードがわかっていれば召喚妨害をしたり、相手のカードの対策ができたり、立ち回りの質がかなり違ってくるので、割とこれを徹底するだけでも勝率が上がると思います。

例えば、相手が召喚に大地の魔力が3つ必要な春の杖を持っているなら大地の魔力を相手に渡さないようにしたり、春が早く過ぎるようにすることが妨害になります。いつかは召喚されますが遅延するだけでも意味があります。

 

3・ちゃんとドローダイスを取る

初心者はドローダイスの価値をわかっていない人が多いですが、ドローダイスは極めて重要です。出たらしっかり取りましょう。理由はカードの召喚に魔力を使った方が魔力を変転するより効率が良いからです。

ただし、ドローダイスには召喚ゲージも魔力もついていないので、出したいカードの召喚が遅れる点には注意。

 

4・ドローダイスを取りすぎない

さっきの項目と矛盾しているようですが、これも重要です。対戦していてレート200程度のプレーヤーが、よくドローしすぎてカードを出しきれない、という状況に陥っているのを見かけます。ドローは強力ですが出せないのなら意味がありません。どれくらいコストが重いカードを持っているのか、どれくらい召喚補助カードを持っているのか、その辺を踏まえて判断しましょう。

ドローダイスは取らなくても弱いし、取りすぎても弱いです。どのくらいドローをするのか、という判断を適切に行えるようになれば初心者脱出です。

個人的には、ドローダイスは3回までが目安だと思います。

 

5・時を調整する

月が早く進むようにするか、遅く進むようにするかの判断です。驚愕の箱など、毎ターン点を稼ぐカードがあるならば月が遅く進めば進むほど有利になるので、遅く進むようにしましょう。

時が早く進めた方が良いときは、自分が相手より余裕があるときです。例えば、相手が手札が5枚あるのに対し、自分が1枚もないならば、時を早く進めていきましょう。上手くいけば相手は手札を出し切れなくなります。そこまでは行かなくても、相手に余裕をもたせないために時を早く進めることは意味があります。

例えば、時が遅く進むなら魔力獲得系カードを使わなくともカードを召喚する余裕があるので、魔力獲得系カードを変転に使えますが、時が早く進む場合、魔力獲得系カードを召喚補助に使わざるを得なくなります。

 

 

おまけ・初心者が最初に覚えるべき対策必須カード

 

信心深きサイラス 

相手のカードを生贄にするカードです。強力に見えますが、対策は簡単で対策さえしてしまえば弱いカードです。

春の杖やヤンの忘れられた花瓶など、強い永続効果を持つカードを出す際、召喚時効果しか持たないカードを一緒に出すことが対策になります。サイラスが出たら、召喚時効果しか持たないカードを生贄にすることで永続カードを守ることができます。

ドラフトで相手がサイラスを取ったなら絶対対策しましょう。対策しないと負けが確定することもあります。

ドラフトで相手が取っていなくても、1年目にドローされる可能性や聖杯から飛び出てくる可能性もあるので絶対にではないが常に気を配るように。

 

時のブーツ

まあ、このカードがヤバいのは散々他のサイトでも言われてることです。

3年目に時のブーツが出るとゲームが終わることがあります。3年目の夏には、時のブーツが出てゲームが終わる可能性があると考えて手札を出し切っておきましょう「あと何ターンかあるわぁ」と悠長に考えていると泣きます。

上級者どうしになると3年目夏の時点で手札がお互いに0枚、ということが多いです。

これはドラフトで時のブーツを取られたかどうかに関わらず、徹底して対策しましょう。